Assoc. prof., Dr. Takahiro Ueno
**所属(Affiliation):**北九州市立大学 国際環境工学部 建築デザイン学科
Dept. of Arch., Faculty of Environmental Engineering, The Univ. of Kitakyushu
**専門分野(Research Field):**建築設備、都市環境工学、省エネルギー
Building Facility, Urban Environment, Energy Saving
略歴 (Profile):
1992年 山口県生まれ
2011年 山口県立宇部高等学校 卒業
2015年 九州大学工学部建築学科 卒業
2017年 九州大学大学院人間環境学府 空間システム専攻 修士課程 修了
2020年 九州大学大学院人間環境学府 空間システム専攻 博士後期課程 修了
2020年 学位取得 (博士(工学)、九州大学)
2020年 国立研究開発法人建築研究所 研究員
2022年 早稲田大学建築学科 講師
2024年 北九州市立大学国際環境工学部 准教授
1992 Birth in Yamaguchi, Japan
2011 Graduated Ube Senior High School.
2015 Bachelor degree, Department of Architecture, School of Engineering, Kyushu Univ.
2017 Master degree, Graduate School of Human-Environment Studies, Kyushu Univ.
2020 Doctor degree, Graduate School of Human-Environment Studies, Kyushu Univ.
2020 Doctor of Engineering, Kyushu Univ.
2020 Researcher, Building Research Institute
2022 Lecturer, Dept. of Arch., Waseda Univ.
2024 Assoc. Prof., Faculty of Environmental Engineering, The Univ. of Kitakyushu.
業績・受賞歴等(Papers, Awards, etc.):
2024年4月から龍先生の後任として着任しました。出身大学の大先輩の後任者になれたことを大変嬉しく思うとともに、微力ながら教育・研究を通じて持続型社会の構築に貢献する所存です。
私の専門は建築設備、都市環境工学であり、特に建築設備のコミッショニングや、建物個々から地域全体までのエネルギーマネジメント、ヒートアイランド対策の検討等を中心に研究しています。
前々職の建築研究所では、建物設計時の省エネルギー性能適合判定に使われるWebプログラムの開発にも携わらせていただきました。主要な担当業務は、建築物の用途ごとに形状や設備系統等を仮定したモデル建物を設定し、このモデル建物に評価対象建物の外皮や設備の仕様を適用して計算する簡易評価プログラム(モデル建物法)へのコージェネレーションシステム(CGS)の評価ロジックの追加です。業務に関連して、社会実装に極めて近い研究開発の経験をたくさん積ませていただき、大変勉強になりました。 一方で、その複雑さや利用者の多さを考えると、非常に少人数で開発しているため、中々その知見や技術が社会に普及していないと感じました。脱炭素社会の実現に向け建築物の省エネ基準強化が加速していますが、高性能な技術開発と同じくらい、それを使いこなせる人の育成も重要だと考え、大学に身を移すこととしました。
さらに遡って学生時には、脱炭素社会実現のため、対象都市の各活動の長期予測に基づき、その低炭素化政策を検討できる「都市モデル」をシステムダイナミクス手法により開発しました。本モデルは国内どの都市でも1990年~2050年の年間CO2を計算し、様々な政策の都市全体への波及効果を予測できるものとなっています。このモデルを用いて、実自治体でのZEHの義務化政策や電気自動車の普及推進政策の実施による総体的なCO2削減効果の推定、小規模自治体に対して人口減少を抑えつつCO2を最小化させるシナリオの検討などを行いました。 こちらの研究は赤司研究室(東京大学)、高口研究室(早稲田大学)、住吉研究室(九州大学)による共同研究で、定期的に行う研究打ち合わせや、その後の懇親会などで、先生方から研究だけでなく様々なご指導、ご高配を頂きました。私が学生時に先生方から頂いたご恩の「恩送り」として、これから教育・研究に取り組んで行きます。
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